書類、正本・副本・控2部作成したら、書類が7キロもありました。
実は、帰化は、申請者だけ書類を出せばよい、というわけではなく、同居の場合には、同居のご家族の協力が欠かせません。世帯を分けていたとしても同居している方がどういう方なのか、申請人の素行に影響を与えているかもしれないから、きちんとチェックされるのです。
特に、最近は、社会保険等のチェックが厳しくなったため、同居の親族についても、細部にわたる書類を提出することになります。法令違反等についても同様のチェックがあります。
そして、同居の親族が自営業、法人の役員等である場合は、書類が一段と増えます。また同居の兄弟姉妹についても同様です。
以前、ルームシェアをしている独身女性の件がありました。
これについては、当時は賃貸契約書等からその方の存在が明らかでもあり、きちんと説明をして、そのままそのルームメイトの方に関する書類はとることなしにすみました。それ以外の書類、その方生い立ち・環境等から緩和されたものと思います。(場合によっては、その方の住民票や納税証明等も求められることがあると思います。)ここは事前相談がものをいうと思います。
そして本題に戻りますが、同居のご家族の「国籍」は関係ないのです。帰化をしない外国籍の方でも(本来、家族揃っての申請をすすめられますが、場合によってはある人は申請をのばすということもあります)、同居しているご家族が、申請人以外日本人の方であっても、配偶者のご家族と同居しているような場合には、すべての方の書類が必要になります。
今回はご家族の協力が得られ、予定通り書類は集まりました。
でも7キロは記録かもしれません。