昨年度一年間の国際部の活動をまとめた報告書が、全72ページ完成しました。
今年は編集を3名で遂行し、エクセルやワードと格闘しました。。(そのおかげで、結構豆知識が得られました)
さて、昨年一年間の外国語(3ヶ国語)による無料電話相談は140名、193件の相談が寄せられました。いろいろな国籍国からの相談者。一本の電話でつながって、行政書士が知恵を出し合い、問題が解決できることに喜びを感じます。
相談内容は、家族(連れ子・親)の呼び寄せ、永住申請、転職、起業、帰化申請、重国籍など多岐に渡ります。入管関係以外の労働、DV、税務などの相談が来た場合には関係機関をご紹介しています。ビザ・国籍だけの問題ではないことがほとんどで、じっくり話を聞かないと相談の本質は見えてきません。
この報告書では、その電話相談のQ&Aを記載しており、行政書士ならだれでも知っているべき「審査要領」のあそこに書いてあった・・というようなきわどい相談が多いことが分かると思います。その他、一年間、行ってきた相談会、研修会、あらたにスタートした外国語による行政書士業務紹介(英語・中国語)などについて紹介しています。
今年度から、他の言語も増える(予定)です。わたしが勉強している言語なので、いつの日か私も、その言語の相談員になれたらいいなぁ(現時点では、その言語で法律用語を用いた相談は難しいので・・)
電話相談は毎週金曜日午後13:30~16:30です。
「入管にあるチラシをみて、勇気を出して電話をかけてきてくれる」ということが、とてもうれしいことだな、と思います。一方、私自身の事務所のサイトをみて電話をくださったり、お問い合せメールをくださる、ということにも、オフィシャルな組織に電話相談をするということ以上に勇気を出してくださっているんだろうな、と感じ、個人としても、研鑽を積んでいかないとね、と思います。(と、いくつかの難題を調べる早朝でした)
いつまでもいつまでも勉強です。