東京都・養子縁組事業の許可

先日、私がかかわらせていただいている事業者さんの許可が無事に交付されました。

法律、施行規則、ガイドライン、運営指針・・さまざまなところに大事なことがちりばめられており、事業者さんにとっては適正に運営していくのは非常に大変になった、と感じています。

 

そして、なにより、この法案の名前「あっせん」というところが、好きになれないのですが、事業者さんたちは最初から「養子縁組ありき」で相談を受けているのではないこと。

養子縁組は選択肢の一つ、なんです。

 

実際の事業者さんの相談事業を垣間見させていただくと・・

妊娠相談を受け、実母さんが自分で育てていくことができるか、話を聞いて一緒に考えてあげ(LINEなども利用し、深夜問わず)、どうしても育てていくことができない場合、里親、養子縁組などの選択肢を提案し・・実母さんの立場、目線で一緒に考えて、一歩先へ手を引いてあげるような感じを受けています。

 

養子縁組がまとまって、新たなカゾクが生まれたあとも、実母さんと連絡をとり、実母さんが新しい未来を歩めるようにそのサポートもする。そういうところは、通常知られるところではない活動と思いますが、わたしは関与させていただいている関係で、その後のお話も伺うことができ、とても勉強になります。

 

実母さん、養親さん、お子さん、みんなが納得して、力を合わせてあらたな一歩を踏み出せるようなカゾクがこれからも生まれるとよいなと思ってます!