コロナで帰化の官報告示も頻度が少なくなっていましたが、11か月で許可がおりました。
今回は、ご両親の一方が日本人の方でしたが、旧国籍法の時代に外国籍の方と結婚され、日本国籍を喪失し、配偶者の国籍を取得しただろう、と推定。その他、必要書類も戦争の時代であったこともあり、いろいろありました。
それぞれの書類に意味があり、それについて依頼者の方や役所の方々とお話し、依頼者の方の生まれてからのストーリーを感じつつ、申請のお手伝いをしたのが1年以上前。今回は申請から許可まで11か月でした。
今後は、帰化者の証明書を法務局でもらい、市区町村役場に届け出をします。
帰化届(配偶者がいる場合は連署してもらいます)を出し、はれて戸籍にのったら、住民票の記載も外国籍から日本人として、に変わります。
その後は、在留カード等を返納し、必要であれば日本のパスポートを作成したり、金融機関、不動産などの名義を変えていきます。(名前が変わる人は必要ですね。)そして、逆のパターンで、本国側にどのような届け出が必要か確認をしていきます。
国籍が変わるってどんな気持ちなんだろう。
依頼者の方もそのご家族も皆さん喜んでくれました。