8月9日、東京都立高校の外国籍生徒さん、先生方、スクールコーディネーター、日本語学習支援者の方々向けに、在留資格のお話をしました。
前半は、在留資格の基礎知識。
後半は、みなさんが研修をうけたり、日々相談や情報に接する中でよくわからない、質問をしようと思うけれど前提がよくわからない、といったところをクリアにしていただくため、質問タイムとしました。
制度が複雑なので、わからないのももっともです。私たちでさえ、あれはどこに書いてあったっけ、あの解釈はこの場合どうだろうか、と迷う時もあります。
在留資格は、ケースバーケースであること、家族の状況が影響することもあるので、できれば資料を揃えて相談していただくのが一番ですが、ある程度の方向性を、外国籍生徒と日々接して相談をうける先生方、支援者の方が理解していることは子どもにとって必要なことだと思います。
当日はコロナの対策をしつつ(先生方が配慮してくれました)冷房をつけて窓を全開。春からオンラインの研修会、打ち合わせばかりでしたが、久しぶりにリアルにやりとりができて、オンラインにはない良さを久しぶりに感じました。
生徒さんからも直接質問をうけることができて、わたしにとってもすごくよい機会となりました。
今回、高校のスクールコーディネーター&日本語学習支援者の方とつながることができて実現した研修会でしたが、本当に良い機会をありがとうございました。
外国籍生徒のみなさんが在留資格の知識がなかったためにやりたいことができない、ということがないようにできればいいなと思います。