技術・人文知識・国際業務の職務内容には明確に分けられるものとそうでないものがあります。
- 工場での製造の生産管理
- 建設現場の施工管理
- 美術・CM制作、映画制作の進行管理
これらはPCや専門ソフトをつかって設計図や施工図、プランの作成をすることもありますし、複数の工程を同時に管理する能力、材料・人を調達し、安全管理にも気を配り、全体を動かす力が求められます。
もちろん、そのベースには、大学等で人文・自然科学を学び専門的・技術的な知識を得たことが必要です。
とはいえ、管理部門の仕事につく際、現場の仕事なども経験する必要があるため、少し前から計画をつくれば、現場の仕事の経験をさせることが（将来の管理業務のため）認められるようになってきました。
そのためには、会社さんから、職務内容と数年後のプランをよく聞き取り、許可取得後も実現可能な職務内容を実践していかねばならず、会社さんも仕事の状況と本人の能力を見ながらで大変ですが、1年ごとに見直してプランを実行していくのが良いと思います。
（更新は1年後とではなくても、きちんとやっておけば次の更新のときにきちんと提出できます。）
このお仕事から、ほんとうに様々な業種があることを気づかされます。
コロナ禍で様々な障壁もあるかと思いますが、よく話し合って、会社も本人も望むようなところで折り合うがつくよう、在留資格のアドバイスができればと思います。