日本で外国籍の女性が予期せぬ妊娠をしたとき、どこにも相談ができなくて気がついたら出産をむかえるということがあります。
外国籍の女性の多くは日本に留学に来たり仕事で来ていたり。赤ちゃんのお父さんと一緒に赤ちゃんを育てていくことができない、ということもあります。
そんなときに、頼れる相談先にだどりつくことができたら、今後どうしたら、赤ちゃんにとっても自分にとってもいい方法がみつかるか、相談をして、自分で納得いく方法を選ぶことができます。
今回もめぐりめぐって、頼れる相談先(アクロスジャパンさん)にたどり着き、お母さんは赤ちゃんを出産。日本で幸せになってほしいと養子縁組を希望。
赤ちゃんと家族になることを希望しているご家族と出会うことができました。
弁護士さんは養子縁組の裁判の手続きを行い、私(行政書士)は在留資格と国籍の手続きを行いました。赤ちゃんはいま在留資格もあり、養親さんと一緒に愛情たっぷり注がれて日々すくすく成長しています。いまは養親さんとの親子関係が裁判で認められたので、日本人の配偶者等、という在留資格になりました。赤ちゃんは今は外国籍ですが、一年後、日本の国籍を取る予定です。
産みのお母さんも、自らの日本での生活、自分のえらんだ道を進んでほしいです。
外国籍の女性が日本で学び続けたり、仕事を続けていくって、それだけでも大変なことですが、実際生活していくとなるとこのように予期せぬ妊娠、失業、病気、事故、などもありますね。外国人労働者、という視点ではなく、日本で暮らす人を受け入れる、というスタンスも必要だと思いました。
赤ちゃんが生まれてから9ヶ月。
弁護士さんのおかげもあり、もう裁判も終わって、在留資格も親子関係に基づくものが認められて・・・安心して暮らせます。