今年の初夏くらいから、帰化申請が大変になってきました。どう大変になったかというと、
・在留期間1年、の人は3年・5年になってから来ることを勧められる。
・交通違反も2年間の間に3回くらい違反歴があると(程度にもよると思いますが)数年後に来るように勧められる。
・出入国履歴(日本の滞在期間)から長期出国の場合も要注意
・その他、健康保険証を提出し、1年間の社会保険の加入状況も立証することになりました。
法務局で配布される手引きも令和4年6月版でリニューアルして、申請書がマイナーチェンジして、在留カードの情報を入力したり、日常に使用する言語を記載するようになりました。法務局がきちんと在留カードの情報を確認したり、日本語能力をもっとつっこんでくるようになるのでしょうか。(とはいえ、今までも在留カードのコピーは添付していましたが)
日本語能力については、すべての人がテストを行われるというものではありませんでしたが、これからどうなっていくのか分かりません。
先日の担当官の方の話では、小学校2・3年の国語の教科書やドリルを購入してコツコツやっていくことをお勧めされていましたが・・・
いっそ、日本語能力検定3級などの一定の基準をしめしてもらい、それをクリアして、なおかつ面接で会話状況を見る、などとしてくれたほうが勉強もしやすいのに、と思ってしまいます。
(結構、2.3年生の国語の教科書も、表現豊かですし、方言が出てくる読解文もありますし、おじいちゃん、おばあちゃんの言葉で書かれているものもあります。そして、漢字もなかなか難しい。N検に絞ってしまうと、そういうところが出にくいからなのかな・・と教科書を見ながら感じました。
私自身が外国語を勉強しているので、漠然と9-10歳くらいの〇〇語の勉強をしておきなさい、と言われると、困ってしまうので、日本語能力の基準はもう少し明確にしてほしい中と思います。
そして、審査の日にちも延びています。コロナだから‥もありますが、東京法務局では面接までに6月もかかるそうです。昔は2-3か月で連絡が来ましたね。
ほんと帰化は社会保険の確認、日本語能力を高める必要もあるので、2-3年前から用意をしたほうがいいかと思います。
特に、お子さんと一緒にお子さんのために(就職など)日本国籍を取りたい方などは、ご両親も一緒に日本語の勉強をしながら、生計を安定させ、公的義務の履行確保などもしなければなりません。ぜひ一度、何が必要か、どうしたら許可に近づけるか考えることをお勧めします。
私も外国語コツコツやらなくては・・と思います。