今年も、外国につながる子どもたちのための高校進学ガイダンスに参加。子どもビザさぽチームとして、ビザ相談ブースに相談員として行ってきました。
かれこれ12-14年くらい参加させてもらっています。
親に連れられて、小学校、中学校の途中で来日した外国ルーツの子が一般の子どもたちと同じ条件で高校受検をする、というのはとても大変ですよね。神奈川県では、特別募集枠を設けている高校があります。(在県枠、とか、ザイケンとか呼ばれています)来日して6年以内の子どもたちは、5科目の入試が3科目、ルビがふってある、など受検上の緩和が受けられます。
そのためには、きちんと県の教育委員会に手続きを取って、特別募集枠の受検をしなければなりません。
ガイダンスは、神奈川県のいくつかの高校から先生方が学校説明や相談のために参加しており、全日制も定時制も、人気の学校は子どもたち、保護者、通訳の方で賑わっていました。
ビザ相談コーナーにも、ブースを回る中で相談に来てくれて、
何を相談するのか分からなかったけど、ビザの変更をする必要があることがわかってよかった、とか、いい情報がきけてよかった、と行ってもらえました。
数年前に参加していた当時中学生のN国の子が、もう県内の定時制高校の3年生になっていたのですが、みなさんの前で「就職内定したこと、高校に行って友だちがたくさんできたこと」などを話していて、高校に行ってよかった!とスピーチをしていたのが感動しました。
春から働くんだ、とビザ相談コーナーにもきてくれて、ビザ変更の流れを子ビザフローチャートを渡して、説明しました。
このような中学生向けの進学ガイダンス、もっと増えるといいなと思います。