帰化申請の注意点(落とし穴!)

あなたの素行は善良ですか?

 

帰化には条件があることは「帰化申請・帰化の条件」のページにて説明していますが、「素行が善良であること」の判断基準は、とても難しいと感じます。帰化は裁量のあるものなので、明らかにされていないのです。 

 

 

帰化は「審査要領」というものを情報開示の手続等で入手することが出来(すべて開示しているわけではなく、非開示(黒塗り)も多いのですが)、審査要領をみながら対応しています。 帰化申請の事前相談のときに手渡される手引きはとっても薄っぺらく、素行要件の判断基準なんて何も欠いてありません。開示されていないだけに、みなさん、不安に陥ります。もしも気になることがあったら・・

法務局への相談する際にも、資料をそろえ、状況を整理してから相談すべきです。

そして、安易な質問をしないこと。質問したことはしっかり記録に残っています。

「素行が善良であること」とは

■ 交通違反等ないこと

■ 犯罪歴等ないこと  

■ 入管法のオーバーステイ等違反がないこと

■ 税金の滞納がないこと、ごまかしていないこと

■ 不倫関係等でないこと

 などがあります。この程度や過去何年前のものだったか、そういうったことでもまた変わってきます。きちんと検証し、帰化申請が可能かどうか一緒に探っていきましょう。

帰化申請では、あなたが生まれてから今までの、「あらゆる証明書」をチェックし、聞き取りを重ね、申請書にまとめていきます。

 「”素行”が善良であること」

「反社会的なことに関わっていないこと」

ここはとっても大事なところです。  

ちょっとでも気になることがあったら、必ず当事務所での面談の際に、事前にお話ししてください。法務局への相談も行いつつ、申請が可能か考えて行きましょう。