帰化の申請は、膨大な書類を提出します。

 

 当事務所では、法務局へ提出する書類はすべて代わりに作成します。ただ、「動機書」だけは、自分で、帰化申請する理由や今後の目標などを直筆で書かなくてはいけません。

 

小学校2~3年生程度の日本語能力が求められていますので、当然、漢字を使って、自分の想いを文章にまとめ、書類に現します。ただ、事前に準備ができるので、何回か添削を行い、「清書」してもらいます。

何度も何度も書き直し、みなさん緊張した想いで、この動機書を仕上げています。

 

 あとは、いろいろな証明書を、本国&日本で取り寄せし、あらゆるデータをとりまとめます。ご自分でどうしても集めたい!という場合以外は、当事務所では、基本的に日本でとれる証明書については、すべて代わりに取寄せています。 

 

①帰化許可申請書

→本籍地・帰化後の氏名を記載。あたらしいお名前、どうしますか?5センチ×5センチ写真も必要です。

 

 ②親族の概要を記載した書面

→国外・国内に分けて、同居していない親族も含む。親子・兄弟・婚約者等の連絡先や交流の有無などを記載します。 

 

③帰化の動機書

→特別永住者の方以外は、動機書を作成します。

→帰化の動機をアピール。動機書だけは、「直筆」で書きます。  書いた後は必ずきちんと読めるかどうか確認を。

 

④履歴書

→出生から学歴、職務歴、身分関係変動、住所歴等記載。

→卒業証明書等 

 

⑤生計の概要を記載した書類

→生計を同じくする配偶者・親族からの分も作成

→不動産謄本、預貯金 

 

⑥事業の概要を記載した書類

→事業を行っている場合、法人役員の場合

→確定申告書、許認可を証する書類

→法人税等の状況(各種証明書)も提出 

 

⑦その他

 →自宅、勤務先附近の略図、スナップ写真

→表彰状、功労等。

 

以前、警察からの感謝状をお持ちの方もいらっしゃいました!